2022/02/22

建前の一日(^o^)  インスタグラムで動画公開中♪

いつもブログをご覧頂きありがとうございます♪

 

さて先日、のこのこの現場で上棟(建前)がありました♪

天気も良く(午後からは雪がちらつきましたが・・・)、無事完了致しました(^o^)

 

上棟ってどんなことするの?というお客様のために、

上棟の流れを簡単にご説明しますね♪

 

①当日の天候のチェック!(これが一番大事です

多少の雨であれば決行することもありますが、基本的には晴れの日が望ましいです。

かなりの雨が降るというのが予想された場合は、上棟自体を中止・延期することももちろんあります。

雨がザーザー降っているなかで、クレーン作業や高所作業をするのはとても危険ですからね💦

ただ、少ない雨であれば決行することもあります。

雨にぬれて、「柱」「梁」などの「構造木材が濡れると、腐ったり、家の強度に問題が・・・?」と思われるかもわかりませんが、木材は雨に濡れても乾燥するので、

一時的な雨の影響は気にされなくても大丈夫ですよ♪

(昔のお家は今のお家のように早く完成しないので、1ヶ月以上雨ざらしという事もよくあったそうです)

 

②当日の朝、大工さん集合

だいたい7時~7時30分ぐらいに集合します。

 

③上棟開始

工事の安全を挨拶してスタートします。

上棟前に土台は完成させておきますので、上棟の日は柱を立てていきます。

家が傾いてはいけないので、垂直をみながら調整して固めていきます。

 

④横架材の設置

梁(はり)、桁(けた)といった横架材(横方向の木)を設置して建物の構造をくみ上げていきます♪

 

⑤昼食(12:00~13:00)

大工さんの人数分のお弁当をご用意して頂ける施主様もみえます(^o^)

 

⑥棟上げ

構造部分がかんせしたら、屋根の下地を組んでいきます。

棟木(むなぎ)を上げて、本来はこの棟木をあげる事を「上棟」といいます。

 

⑦屋根下地、ルーフィング、体力壁貼り

柱が組み上がったら、屋根下地の合板やルーフィング(防水シート)、

耐力壁(耐震性を確保する壁下地)を貼っていきます(^o^)

 

⑧上棟完了

大体、17時頃まには上棟はおわります。

8~10人ぐらいの大工さんで丸一日ががりでようやく終わる仕事です。

慣れている大工さんでもくたくたになりますよね💦

 

いかかでしたか??

概ねこのような流れを上棟と呼びます。(^o^)

今後のお家づくりの参考にして下さい(^o^)

 

 

_____________________________________________________________小 話_____________________________________________________________

「上棟式はしないの?」と気になった方もみえるのではないのでしょうか?

(上棟式とは:神主を招き、神事を行い、親戚・ご近所を集めて餅まきや祝い事を行う行事)

 

現在では大半の住宅会社で「上棟式」のイベントをする事は少なくなってきています。

理由はお察しの方も多いとおもいますが、減っている理由は・・・

「上棟式自体に時間がかかること、人件費もかかり、工期も遅れがちになるためです。」

近年はコロナウィルスの影響でますます少なくなっているのではないでしょうか・・・

 

ただ、大工さんとの親睦を深めてもらう意味で、お昼(お弁当)をふるまい、見学して、手土産を渡して帰る施主様もいらっしゃいます

個人的には上棟のような大きなイベントをみて頂く機会がないと思うので、ご都合がよければご見学をお勧めします♪

また施主様から直接御礼の言葉などを頂くと、大工さんはさらに気合がはいるんじゃないかと思います(笑)