2026/08/29

「耐震等級3です」と言われて安心した三重の施主が、契約後に知った計算方法の差

🏠 結論からお伝えします――「耐震等級3」は同じでも、根拠の厚みが違うんです

「どこも耐震等級3って言ってるんですけど、何が違うんでしょう……」

津や鈴鹿、四日市など三重県内で複数社を比べている方から、こんな声をよく聞きます。展示場でも打ち合わせでも、どこも同じ言葉を使っている。なのに、なんとなく腑に落ちない。その感覚、実はとても大事なんです。

結論からお伝えすると、耐震等級3には取得方法が2種類あって、同じ「等級3」でも計算の精度がまったく異なります。 契約後に「そういう違いがあったんだ」と気づく施主さんもいらっしゃいます。この記事では、2つの計算方法の違いと、契約前に確認しておくと安心な問いかけをお伝えします。難しい話は極力かみ砕きますので、ゆっくり読んでみてください。


そもそも耐震等級3ってどうやって取るの? 2つの計算方法をやさしく整理

耐震等級3を取得する方法には、大きく分けて次の2つがあります。

① 性能表示計算(品確法にもとづく計算)

「品確法(住宅の品質確保の促進等に関する法律)」にもとづいた計算方法です。中心になるのは壁量計算——「建物にどのくらいの量の壁があるか」をもとに、建物の強さをざっくり確かめる方法です。壁量計算だけでは耐震等級3は取れませんが、品確法の定める範囲内でいくつかの計算を組み合わせることで等級3を取得できます。

イメージとしては、健康診断の問診票や身長・体重測定に近い感じです。全体的な傾向をつかむには十分ですが、一人ひとりの体の細部まで把握できるわけではない、という感覚に近いかもしれません。

② 許容応力度計算(構造計算)

建物の一棟ごとに、柱・梁・接合部などそれぞれの部材にかかる力を細かく計算する方法です。「この柱にはこれだけの力がかかる、だから安全だ」という根拠を、数値でしっかり示せます。

こちらはMRIや血液検査に近いイメージです。体の内部まで詳しく調べて、根拠のある数値で状態を把握できる、という感じですね。

どちらでも「等級3」と表示できる

ここが少しわかりにくいところなんですが、①でも②でも、基準を満たせば「耐震等級3」と表示できます。計算方法の違いについて、打ち合わせの中で話題に上がらないこともあるため、「等級3」という言葉だけを見ていると、計算の精度の違いには気づきにくいんですよね。


三重で家を建てるとき、比較の場面でどんなことが起きているか

盛夏の展示場巡り、オンラインでの資料請求、打ち合わせのたびに積み重なっていく資料の山。三重県内で家づくりを進めている方なら、こんな場面に心当たりがあるかもしれません。

津・鈴鹿・四日市・亀山・菰野・桑名・松阪・伊勢……それぞれのエリアで複数社から話を聞くと、どこも「耐震等級3です」と説明してくれます。ただ、計算方法まで話題に出るかどうかは会社によって異なるのが実情です。

「聞いたら失礼かな」「専門的すぎてよくわからないし……」と感じる方も多いと思います。その気持ち、すごくよくわかります。でも、一言聞くだけで大丈夫なんです。 後ほど、そのまま使える問いかけ文をご紹介しますね。

三重県は南海トラフ地震の想定エリアとして、防災への意識が高まっている地域です。だからこそ、「耐震等級3」という言葉の裏側にある根拠の厚みを、ちゃんと知っておけると安心ですよね。


幸三建設が許容応力度計算を標準にしている理由――スペックではなく、姿勢の話

幸三建設では、許容応力度計算による耐震等級3を、全棟を対象に標準採用しています。

なぜその方法を選んでいるか、というと——スペックを誇りたいからではなくて、「後から計算方法を知って不安になってほしくない」という気持ちからなんです。

家づくりって、完成してから長く暮らしていく場所ですよね。「うちの家、どうやって耐震等級3を取ったんだろう」と後になってモヤモヤするより、最初から根拠のある数字でお渡しできた方が、ずっと安心して暮らしていただけると思っています。

幸三建設が大切にしているのは、「暮らしをあきらめないお家」というコンセプトです。主役は女性。家事動線・多収納・造作家具……暮らしやすさをとことん追求しているからこそ、構造の根拠もきちんと示したい。間取りの使いやすさと、建物の安心感は、どちらか一方では完成しないと思っているんです。

断熱についても、標準で断熱等級5、オプションで断熱等級6に対応しています(断熱等級の区分は品確法にもとづくもので、2026年6月時点の制度内容です)。三重の夏の暑さの中でも、家の中が快適でいられるように。構造の安心と、温熱の快適さを両立させていくのが、幸三建設の姿勢です。


契約前に一度だけ確認してほしい、たった2つの問いかけ

難しい知識は必要ありません。次の2つを聞いてみるだけで、大きく変わってきますよ。

問いかけ① そのままコピーして使ってください

「耐震等級3は、許容応力度計算で取得していますか?それとも性能表示計算ですか?」

この一文をメールに貼るか、打ち合わせのメモに書いて渡すだけでOKです。口頭で言いにくければ、「ちょっと調べていて気になったんですが……」と前置きするだけで、聞きやすくなりますよ。

問いかけ② 書類の存在を確認する

「計算書や構造図を見せてもらえますか?」

許容応力度計算で取得している場合、一棟ごとの計算書が存在します。「見せてください」と聞いてみることで、計算の実態を把握しやすくなります。


この2つを確認することは、不信感の表明では全然ないんです。むしろ「一緒に家づくりを真剣に進めたい」という姿勢の表れ。良い工務店・ハウスメーカーであれば、こういった質問を歓迎してくれるはずです。ぜひ試してみてください。


津・鈴鹿・四日市・亀山・菰野・桑名・松阪・明和・伊勢エリアで家づくりをお考えの方、構造のことも含めてざっくばらんにご相談いただけます。まずはお気軽にお声がけください😊


📋 ミニFAQ――よく聞かれる疑問にざっくりお答えします

Q. 性能表示計算で取得した耐震等級3は意味がないの?

A. そうではありませんよ。品確法の基準をきちんと満たした等級であることは事実です。ただ、計算の精度と根拠の厚みが異なるため、どちらの方法で取得しているかを知っておくと、複数社を比べるときに判断しやすくなります。「意味があるかないか」ではなく、「どんな根拠で示されているか」を知っておくと安心ですよ、という話です。

Q. 許容応力度計算はコストが上がるの?

A. 一般的に、許容応力度計算には計算費用がかかるケースが多いとされています。幸三建設では標準仕様に含めているため、別途費用は発生しません。「計算の精度を上げるために追加費用がかかる」という心配はしなくて大丈夫です。

Q. 三重県内で土地から探している場合でも相談できますか?

A. もちろんです。幸三建設では土地探し支援も行っています。津・鈴鹿・四日市・亀山・菰野・桑名・松阪・明和・伊勢エリアでの土地選びから、構造計画・間取りまで、まとめてご相談いただけますよ。「土地が先か、家づくりの相談が先か」で迷っている方も、お気軽にどうぞ。

Q. 耐震等級3と制震・免震はどう違うの?

A. 耐震・制震・免震は、地震への対応の考え方がそれぞれ異なります。この記事では耐震等級の計算方法の違いに絞ってお伝えしましたが、「うちはどれが合っているんだろう?」と気になった方は、ぜひ一度ご相談ください。ご状況に合わせてやさしくご説明しますね。


よくある質問

Q. 許容応力度計算と性能表示計算、施主が見た目で見分ける方法はありますか?

A. 計算書の有無が一つの目安になります。許容応力度計算では一棟ごとの計算書が作成されるため、「計算書を見せてもらえますか?」と聞いてみると確認しやすくなりますよ。

Q. 幸三建設の耐震等級3は、すべての建物で許容応力度計算を使っていますか?

A. はい、幸三建設では許容応力度計算による耐震等級3を全棟を対象に標準採用しています。一棟ごとに計算を行っているので、ご自身の家の根拠をしっかり確認いただけます。

Q. 耐震等級3を取得していれば、地震保険の保険料が変わることはありますか?

A. 耐震等級によって地震保険の割引が適用される場合があるとされています(2026年6月時点)。ただし、具体的な条件や割引率は保険会社や契約内容によって異なります。加入予定の保険会社に直接ご確認いただくと安心です。