2026/07/18

造作家具を標準にしたら何が変わったか――三重県で建てた施主が入居後に気づいた使い勝手と費用の話

「造作家具って高いよね」って、正直そう思ってた

「オプションはできるだけ削ろう」――土地探しと並行しながら家づくりを進めていると、気持ちはどうしてもそっちへ向かいますよね。津市・鈴鹿市・亀山市など三重県内で検討している方ほど、土地代と建物代を同時に見ながらお金の計画を組むことになるから、「造作家具ってお金に余裕のある人が選ぶものでしょ」と感じるのは、すごく自然なことだと思うんです。

造作家具というのは、その家の空間に合わせて大工さんが現場でつくりつける家具のこと。壁や天井の寸法にぴったり合わせてつくるので、「オーダーメイド=割高」というイメージはなかなか消えないですよね。多くの方が入居前のお金の計画に「入居後に家具を少しずつ買い揃える費用」をしっかり積んでいます。

だから幸三建設が造作家具を標準仕様――つまり追加費用なしで最初から含まれるもの――にしていると知ったとき、「え、追加費用なしで?」って驚く声が出るのも当然ですよね。その前提がひっくり返る瞬間――それが、費用の見方が変わるきっかけになるんです。


暮らし始めた夏、「収納が足りない」と感じた日は一度もなかった

三重県の7月って、梅雨明けと同時に気温と湿気が一気に上がりますよね。タオルの使用枚数が増えて、着替えの回数も増えて、冷感シーツや薄手の寝具を出してくると、「収納が足りない」という問題が一気に出てくる季節です。賃貸に住んでいたとき、毎年この時期になると押し入れがパンパンになっていた、という経験がある方も多いんじゃないでしょうか。

造作家具のいいところのひとつが、壁面や天井近くのデッドスペース(ふだん使われていない空間)まで収納として使いやすいこと。既製品の棚を並べると、家具と壁のあいだに隙間ができたり、天井との間に余白が生まれたりしますよね。その「使えていない空間」を、造作家具ではぐっと減らせる場合があるんです。

幸三建設は「多収納」を設計の大切な考え方のひとつに置いています。入居後の夏、クローゼットを開けながら「ああ、だからか」って納得する瞬間があります、という声をいただくことがあります。以前の賃貸では夏物が出しっぱなしになりがちだったのに、定位置に戻しやすくなった――数値で測れるものではないけれど、「出しっぱなしが減った」という生活の変化は、住んでみてはじめて実感できるものなんですよね。


家事のしやすさと造作家具は、一緒に考えてこそだと気づいた

「家事動線」――つまり家の中での動きやすさや歩く道すじ――という言葉は間取りの話でよく出てきますが、収納の位置と切り離して考えると意味が薄れてしまいます。洗面脱衣室の棚、キッチン背面の収納、パントリー(食品や日用品をしまっておく小部屋)の棚――これらが家事の流れに沿った場所に配置されてはじめて、動きやすさと収納が一体になるんですよね。

後から既製品の棚を置こうとすると、「ここに置きたいけど扉が当たる」「通路が狭くなった」という問題が起きがちです。設計の段階から造作で組み込まれていれば、そういったことが起きにくくなります。「設計のときに動きやすさと収納が一緒に考えられていたんだ」って気づくのは、住んでからしばらく経ったあとのことが多いですよね。

三重県の夏は洗濯の回数が増えます。汗をかいた衣類、タオル、子どもの着替え――洗濯機から取り出して、干して、たたんで、しまうまでの流れが短いほど、夏の家事の負担は軽くなります。幸三建設が家事動線を標準仕様の軸に置いているのは、こういった毎日の積み重ねを大切にした考え方からきているんです。住んでいる季節が夏であるほど、その良さを感じやすいですよ。


お金の話――「標準」って何だろう、と住んでから改めて考えた

入居後にふと、「もし造作家具が標準じゃなかったら、同じものを後から揃えるといくらかかったんだろう」って考えた方、けっこういるんじゃないでしょうか。近くのホームセンターや家具店で同じくらいの収納棚・カウンター・洗面収納を見て回ると、家の大きさや仕様によって金額は大きく変わりますが、「複数の部屋分をまとめると、それなりの金額になるな」と感じる方もいるようです。具体的な比較は個々の仕様によって変わるので、気になる方は打ち合わせの場でぜひ確認してみてくださいね。

ここで大切なのが住宅ローンとの関係です。建物本体に含まれる造作家具は、住宅ローン――つまり家を建てるためにまとめて借りるお金――に組み込めるケースがあるとされています。一方、入居後に別で買う家具は住宅ローンの対象外になることが多く、別のローンや現金での支払いが必要になる場合があります。「入居後に家具のローンを別で組まずに済んだ」と感じた、という声をいただくことがあり、お金の計画を振り返ったときに静かに腑に落ちる部分として挙げられることがあるんです。

「オプションで追加する贅沢」じゃなくて、「最初から設計に組み込まれている合理的な選択」――この考え方の切り替えが、幸三建設の標準仕様を理解するカギになります。後から買い足す予算を別に持たなくてよかった、という体験は、入居後しばらく経ってから静かに実感するものなんですよね。

※住宅ローンの適用範囲は金融機関・商品によって異なります。詳しくは担当の金融機関にご確認ください。


意外だったのは、見た目よりも「変わりにくさ」のありがたさだった

家具は素材や製品によって、時間が経ったときの状態の変化に差が出ることがあります。特に湿気の影響を受けやすい素材では、高温多湿の環境で変化が出やすい場合もあるんです。

造作家具は壁や建物本体にしっかり固定されているので、既製品のように動いたりずれたりしにくい構造です。幸三建設では設計から工事まで自社で管理することで、図面と現場の認識を合わせやすい体制を整めており、仕上がりの精度を安定させることを目指しています。

入居から数年後を想像したとき、「買い替え費用への心配が和らいだ」という声をいただくことがあります。見た目のきれいさよりも、使い続けられるという実感のほうが、住んでからの満足度につながりやすいですよね。それが「暮らしをあきらめない家」という幸三建設の考え方とも重なっているんです。

ちなみに幸三建設では、断熱等級5・耐震等級3(許容応力度計算)も標準仕様としています(2026年6月時点)。許容応力度計算というのは、建物の強さを一棟ごとに細かく確かめる計算(構造計算)のことで、壁の量だけで大まかに確かめる簡易な計算よりも精度が高いとされています。造作家具の品質も含め、こうした仕様が「標準」として設計に組み込まれているのが、幸三建設の家づくりの軸なんです。


造作家具について、設計の段階から一緒に考えたい方は、ぜひ幸三建設にご相談ください。津市・鈴鹿市・亀山市・四日市市をはじめ、三重県内の土地探しからでも対応しています。


よくある質問

Q. 造作家具の色やデザインは選べるの?

A. 設計の打ち合わせの段階でご相談いただけますよ。標準の範囲でどこまで選べるかはプランによって変わるので、打ち合わせのときに直接確認するのが一番早いです。「こういうイメージにしたい」という希望を最初に伝えておくと、話がスムーズに進みますよ。

Q. 既製品の好きな家具を置きたい場合はどうなる?

A. 造作収納が標準で入った上で、さらに既製品を追加することも全然できます。ただ、設計の段階でどこに何を置くかを一緒に考えておくと、家の中での動きやすさと干渉しない配置になりやすいです。「この家具を持ち込みたい」という希望があれば、早めに打ち合わせで共有しておくのがおすすめですよ。

Q. 断熱等級5・耐震等級3(許容応力度計算)は標準と聞いたけど、造作家具も本当に標準?

A. はい、標準仕様です!断熱等級5・耐震等級3(許容応力度計算=建物の強さを一棟ごとに細かく確かめる計算)と同じように、造作家具も追加費用なしで標準に含まれています(2026年6月時点)。「どこまでが標準か」は打ち合わせのときにくわしくお伝えするので、気になることはその場で気軽に聞いてくださいね。